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2007年06月 ARCHIVE

2007年06月02日

シリーズ ひとつ屋根の下の水の中 vol.1

先日の事
「おっとうさんみてみて、おじゃままくし〜」

…んっ(?_?)あぁ、オタマジャクシかぁ。
「うんっ(^o^)おじゃままくし」
。。ちがうちがう、お!「…ぉ?」た!「…た?」ま!「ま?」うん。うん
じゃ、「じゃ」く、「く」し!「し!」・・そう、じゃいっしょに言おうね。せ〜の!

「おたままくし!(^o^)/」
「おたまじゃ・・っあぁ〜おしぃ(>o<")」微妙だが一歩前進。
 
メダカやザリガニならともかくオタマジャクシっていったら成長後の姿は、、カ、カエ
(ー0ー;)っっっあぁ!!恐ろしい!。。どんだけぇ〜!?
なんでこんな物を家に持ってきたんだろうと思い「それどうしたの?」と聞くと

「おたままくしね、ようちえんでね、せんせいに、欲しい!って言ったらね、くれたの〜(^o~)
・・・そう。欲しいって言っちゃったんだ。。。よ、よかったね(-_-;)
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私も子供のときは生き物は何でも好きでしたが年齢を重ねるとともにそのたぐいが苦手になり、
足が出る前にどうやって家からオタマジャクシを外に出すかばかり考えました。

「オタマジャクシはお家で飼っちゃいけないんだよ…」→うそになる
「オタマジャクシ逃げちゃった〜…」→聞き返されたとき言い訳がきかない
「オタマジャクシ消えちゃったねぇ〜…」→説明のしようがない

あれこれ考えてるときに「ねぇおっとうさん。おたままくしお腹すいてるんだよ(. .)

やさしい。。。

この子はやさしい。。。うちの子。んふっ。

考えたら今のオタマジャクシの親はこいつしかいないんだよな…
「やさしいぞ我が息子よ!」と親バカごころに火がつき
よし!こうなったら妻一人、小一人、おたままくし2匹まとめて養って生きて行こうじゃないか
という訳で家族に新しいメンバーを迎え入れた高橋家でした…

私にはご飯の量やお水の換えかたぐらいしか子供に伝えられる物はありませんが生き物の成長して行く様をこれから間近に見て何か感じ取ってもらえる物があれば親として幸せです…

足が生えたらまた報告いたします(ー_ー;)/  nobu

2007年06月06日

かなしいほどお天気

高橋)どうも〜!山田たたみ・ふすま店で〜す!

「は〜い。まず見てみてください。あぁ、前に来てくれた兄さんだね(^o^)」

高橋)はい。ありがとうございます。ではおじゃまします。
玄関から奥の座敷に案内してもらっている途中、お客さんであるおばあちゃんが僕を覚えていてくれた事がとてもうれしかった。元気そうでよかったな(^_^)


高橋)このお部屋の表替えを予定してらっしゃるんですね。
「ンだ。な〜んと孫来て車引くやら日が当たるやらで,,,ほれっ。まず見でみれ」
高橋)あららら。お孫さんがんばりましたね。
「あいや、ンだがら(^o^)」

高橋)では畳表の見本をみて頂きましょう(^0^)/ここにあるのが現物見本で一般住宅向けは
   この辺りです。手頃なほうから紹介しますとこの表が・・・
「いいの、いいの。お宅の店は良っく知ってるから。おすすめで決めて(^_^)」

ふとテーブルの上を見ると今までの当店のチラシを取っておいてくれた山があり、大きめの封筒に今までの作業の内訳の書類などを全部とっておいてくれたのが見えた。その一番上に自分が初めておじゃましたときの私の名刺がのっていた。「あぁ。今から2つか3つ前のデザインの名刺だ。。うれしいな。取っておいてくれたんだ。。

驚くほどに順調に作業が進み、作業は会心の出来映えで完了。そしてお別れのとき。。。

「いやぁ。よかったねぇ(^_^)ほんとに明るくなった...新築みたいだ(^0^)」

高橋)ありがとうございます。またどうかよろしくお願いします!

「この次は襖もお願いね(^_^)」
高橋)ハイっ!いつでも呼んでください(^o^)/

「高橋さんにもよろしくね(^_^)

高橋)...(^_^;)
???えっ(?_?)まさか ...!ぅそ〜〜〜ん! 僕だよ!おばあちゃん!
(>_<)/僕が高橋ですぅ〜〜〜!  nobu

2007年06月09日

シリーズ ひとつ屋根の下の水の中 Vol.2

「ひっ!足だ!」
妻の突然の叫び

私は何の事かすぐに理解した。そうか・・あれから1週間だもんな・・足も出るよね。
先週から新たに同居した新家族「おたままくし」は順調に育っている。
息子は目が点(・o・)ぽっかーん

「???((@_@)“ ? うんち?」

うんちじゃないよ(^_^)よく見てみ、足が生えたんだよ

「ちがうよ!うんちだよ!」

まさか現実逃避!?おたたまくしの育ての親である我が子は水中で育ってゆく子たちの
変化に子離れできずにいるのだろうか!?・・という訳でもなかった。
 
よく見てみ、おなかから出てるでしょ。足なんだよ、それ。それから手も出てきてそのうちカエ・・ アブナイ!言ってしまうところだった(*o*)
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しかし生き物の成長って早いもんだね。。。あっという間。うちの子はゆっくり育ってくれないかな。。。でも早く男同士の会話もしてみたいな。。  nobu

2007年06月18日

シリーズ ひとつ屋根の下の水の中 Vol.3

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6月14日晴れ
 子供とオタマジャクシを覗き込む

父)なんかしっぽが短くなってきたね…

子)「これカエルだよ。カエル(・_・)」

っっえっ!?知ってたの?…バラした?

嫁は首を横に振る。…嫁ではないらしい


子)「これしっぽのついたカエルだよ(・_・) ・・・おたままくしは?(?_?)」

…カエルは認識したもののオタマジャクシと一致していないらしい
父)オタマジャクシから足が出てきたよね。
子)「うん(・_・)」

父)それから手が出て、目が飛び出してきたよね。
子)「うん(・_・)…あ!(・o・)/変身したんだ!ごはん食べて変身して
   合体して、変身したんだ!ゲキレンジャーの!

父)まぁまぁ、落ちついて。合体はしてないし、ゲキレンジャーでもない(*_*)
  変身ってゆうかその…大きく…大人に…成長……うん、変身だね(^_^;)


正しい言葉は知っているのに今現在の我が子に伝わるような言葉を選ぶってすごく難しい…
自分にとって当たり前の事をそうでない人に伝える事にとっても似てる(>_<)

伝わらない「もやもや」を解決してくれるのは多分そんなお互いの中間にある言葉かな?
今回は「変身」…変身って……いや「変身」で正解なんじゃないの!?。。うん。
そのとき100%伝わらなくてもいっか…さぁ息子よ!次は何の問題をぶつけて来る?
いつでも受けて立つぞぉ〜!

nobu


次回 最終話 「さよなら、おたままくし」 衝撃の結末!

2007年06月26日

シリーズ ひとつ屋根の下の水の中 Vol.4 最終話

「さよなら おたままくし」15分拡大版

初めて見る方はかならずVOL.1からご覧下さい。

夕方の静けさを埋めるかのように辺りの水辺ではカエルの鳴く声がにぎやかに聞こえてくる。この世に生を受けたカエルたちが一生懸命に自分の存在をアピールするかのように……

な〜んちゃってね。

いや〜〜にぎやかになってきましたね最近、カエルの歌が。

あっちでゲロゲロ…。こっちでゲロゲロゲロ……クワッ


一方我が家ではすっかりカエルに成長してしまったオタマジャクシの今後の進路についての三者面談が執り行われました。

父)カエルになったね……
子)うん(^_^)
父)カエルってどんなのか知ってるよね。
子)うん(^_^)ぴょんぴょんってねぇ、ゲコゲコってねぇ、ジャンプしてねぇ、飛ぶの(^o^)
父)(^_^;)うん、そうだね。ジャンプして飛ぶよね。でもこの水槽じゃカエルさんは好きなよ  
 うにジャンプしたり、お友達と遊べないからかわいそうだね。
 お外の田んぼにはカエルさんのお友達がいっぱいいてたのしそうだね。
 あっ!お父さんいい事考えた。カエルさんをお友達のいっぱいいる所に移してあげよう!

ほとんど強制のような三者面談にカエルの保護者である我が子は「うん(^o^)」と答えた。
次の日曜日をカエルの入学式として三者面談を終えた。
私は胸をなでおろす「先生って大変だな…」

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6月24日 晴れ、ときどきくもり
初夏の蒸し暑さが感じられ始めたカエル日和の今日、1ヶ月のあいだ生活を共にした「おたままくし」とのお別れの日。我が子と「おたままくし」を連れて入学先の太平へと車を走らせる。我が子は車中にいる間ずっと水槽を抱き、中を見つめる。最後の会話をしているかのように……

「この辺にしよう。お友達もいるね(^_^)」

入学先を決めた私に全く迷いがないと言えばうそになる。子供から大切なもを引き離そうとしているようで…でもそんな問題ではない、野生のカエルたちは家のより2まわりも大きく成長している。元の世界に返してあげなければ…

自分を説得して「グッ」とこらえて我が子に合図を送る。

父)よ〜し、じゃあ寂しいけど最後にかえるさんに「さよ…
子)!!ザバァーーーー!!!
父)!!(*o*;)えぇ〜〜っ!!!....

ものすごいサッパリとしたお別れに爽快感すら覚えるほどだった

子)かえるさんバイバ〜イ(^o^)/
  ねぇ、おっとうさん。サティ行こ(^_^)
父)あ、うん…(^_^;) サティ行くか……


なかなか親の勝手なドラマ仕立てにはならないもんですね……
子供たちは毎日たのしい事を自分で見つけて親のストップがかかるまで全力で突っ走って遊んでます。まさに「マイペース」カエル以上に夢中になるものがあればその場に止まっている事はできないんでしょうね…

「子供は気楽でいいよな…」と思った事もありますがきっと子供なりにものすごいスピードと好奇心で毎日を全力で生きているのかもしれません。大人以上に。
親の都合で「育てやすいように…」とか「何かが起こる前に…」も親として痛いほどわかりますが子供の好奇心を強制的にストップさせてしまうのも親かもしれません。
こんな結末にはなってしまいましたがカエル大嫌いの妻が「こんなもの捨てなさい!」とは
一言も言わず、むしろこのブログ中の写真を何枚も取り直しながら協力してくれた事に感謝しています。子供の思い出に残るかどうかはわかりませんが私の思い出にはひとつ屋根の下で「おたままくし」とそれを見つめる我が家の家族は記憶に残るだろうと思います。 
                                      完
nobu